2018/05/30
ブログを長いことおやすみしていましたが、また再開いたします。
ここでは患者さんから伺ったためになるお話や、役に立つことなど、
発信していきたいと思います。
10年近く、身体的病気と闘いながらうつとも向き合いながら来られた女性から『どのように逆境を乗り越えたのか』というコツを伺いました。
彼女は家族の理解も得られず、病気のために外出もままならない環境でしたが、誰にも話を聞いてもらえない環境でどう乗り越えたのかとても興味がありました。今では家族の理解も得られて、家族崩壊の危機も乗り越え、正月には皆んなで集まり、息子たちから旅行をプレゼントされるという夢のような生活を送っています。
(誰も愚痴を聞いてくれないとき、どうやって自分を保っていたのですか?)
「私、花が好きなんです。以前は悲しくなると植木鉢の花を買ってきて、花に水遣りしながら愚痴ってました。誰も話を聞いてくれませんから。花は黙ってます。でも私が元気がないと花もきれいに咲かないんです。そうやって、枯らしたり、また手当して生き返ったりさせながら時を過ごしてきました。腹の立つことがいっぱいあった頃は、1週間に数鉢植木を買ったこともあります。娘は、『お母さんはいつも花とお話してるよね。お母さんがお話するから花が咲くんだね』なんて言います。娘は私が花に話した中身は知らないみたいです。」(笑)
花はなんでも受け入れてくれる素晴らしい人間の味方です。
あなたも花を味方につけて、ネガティブな気持ちからポジティブな気持ちに切り替えてみませんか?