リワークデイケア(流塾:ながれじゅく)

うつ病、躁鬱病、社会不安障害、発達障害、適応障害などが原因で休職中の方や就活中の方たちが、
スムーズな復職をめざし、再発を予防する目的のリハビリグループです。

復職の条件

生活リズムが安定していること

 起床、就寝、食事の時間、運動など、日常生活の活動時間がほぼ一定し、そのまま仕事に行けるだけの体力があることは、復職の第一条件です。
 生活リズムが不安定であったり、薬の副作用で朝や昼に眠気があるならまだ復職準備はできていません。

中立的な自己観察力があること

 ひとりよがりにならずに周囲の人たちの意見も参考にしながら、自分の状態をできるだけ中立的に観察することは、現実を把握する大切な機能です。
 セルフコントロール、セルフモニタリングは訓練次第で向上します。

身体的、精神的うたれ強さ=レジリアンスがあること

 こころも体も、休職中と異なって復職によりストレスがかかります。仕事に戻っても回復力、余力があれば、困難な事態に対処できます。

再発防止策が自分なりに立てられていること

 どのような経過で不調になったかは個人差があるため、自分用の再発防止策を休職中に立てておくことで、再発の不安を軽減できます。

コミュニケーションスキルが向上していること

 仕事のストレスの中でも人間関係によるものは、環境が変わることを期待できず解決が困難です。コミュニケーションスキルを向上させ、円滑な報告・連絡・相談を可能にしていきます。

リワークデイケア(流塾:ながれじゅく)

 これらの条件をどの程度クリアしているか、どのぐらいを職場が要求するかは個人差があります。しかし、主治医との面接だけではこれらの条件を実際にどのくらいクリアできているのかを確認することは困難です。

 流塾では、博多祇園山笠のように、みんなとともに流れに乗っていれば、無理せずに走れるようになること、みんなと一緒でも自分のペースを守れるようになることをグループ治療という実際を通して体験していきます。

 うつに関する書籍、ブログ、その他の情報は溢れていますが、実際に休職している人たち、復職した人たちの体験談から学ぶことは、特に意義深いものです。苦しい体験でも、ともに進む仲間がいることはとても大切なサポートです。

 サポーターなしでひとり試合に臨むのでなく、仲間とサポーター、コーチがいれば、困難な状況でも前進できた得難い経験になります。素直な自分をさらけ出し、ピンチをチャンスに変えるコツをつかみ、自分スタイルを構築していくプロセスを、流塾に参加することでつかんでいただきます。

流塾開催日

開催日 毎週水曜日、金曜日
開催時間 午前9:30 - 12:30

復職後の開催日

開催日 毎月第1土曜日(変更するときがあります)
開催時間 午前10:00 - 12:00
備考 復職後のフォローアップグループは、再発を予防すること、自分のペースを確認すること、他の人たちの意見を聞いてみたいときなどに参加します。流塾卒業生が中心ですが、リワークデイケアを他院で経験した、あるいは経験のない方でも参加していただいています。